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断捨離にはゲロ最強説

      2018/12/18

朝4時半、突然幼稚園生の娘が嘔吐した。

私のお腹の上で・・・ベッド中のゲロ模様がまだ暗い寝室の中でもイメージできた。そしてそれは夢ではなかった。

 

 

さらに「ママ、ゲ~まだ出る・・!」という言葉に飛び起きてトイレに駆け込む。

寝室からリビングを通り、玄関前の廊下を通ってトイレへ。

 

便器を上げて、「はい!ここに思いっきり吐くんだ!!」と言うと娘はトイレの手洗い場の方で吐いた。

そっかトイレの便器で吐くという習慣あるわけないか・・と1人でちょっと笑った。

 

 

病院が開くまでの時間にバタバタと吐しゃ物を処理し、洗濯作業を進める。

トイレマット、リビングのラグや玄関マットまでは良かったが、寝具の惨事に意識が遠のいた。

なんとか気を取り直して、洗濯すべきモノたちを背負って寝室から風呂場を何度も行き来した。

シーツ、ブランケット、敷布団、毛布、掛布団・・。

 

 

娘は胃腸炎だった。薬を飲んで落ち着いた娘がベッドになだれ込んだ。暖房をつけて見守っていると私もいつの間にか寝てしまった。

ふと起きるともう夕方。久しぶりにぐっすり寝た気がした。

低い温度で設定した暖房、加湿器の優秀さも手伝って快適な温度だった。気づけばベッドの周りもスッキリして広い気がする。

 

 

いつからこのベッドはこんな重くなったのか・・

・マットレスの上の敷布団は、おねしょした時にマットレスに及ばないように。

・重めの掛毛布は、娘が毛布を蹴っても大丈夫な重さと大きさのもの。

・3枚のブランケットは、娘が何度も布団を蹴ってもすぐかけれるように。

でももう娘はおむつが外れて4年経ち、おねしょをしたことはないし、暖房をつけても乾燥しなことが分かった今、もうこれらは必要ない。

 

 

風呂場に残された大量の寝具をゴミ袋に入れてきつく縛った。

トイレマット、リビング・玄関マットももういらない。

一気に家が軽くなった気がした。

 

 

マットを「定期的に洗う」ことに追われ、こまめに布団を干すことに追われ、ベッドに入るたびに「寒くないだろうか、風邪をひかないだろうか」と夜中に確認する作業に気合を入れなければならなかった。

寝ることも1つの仕事だった事に気づいて、いかにこれらが重かったかに気付いて、軽くなったことに興奮すらした。

 

 

起きてきた娘の顔はすっきりしていた。

私も抱えすぎていた重いものを吐き出してすっきりした。

 

 

夫が帰ってきて、家がすっきりしていた様子に驚いていた。

断捨離スイッチが入った私があらゆるものを処分していたからだった。

 

 

「おお~俺の部屋も断捨離しようかな、でも苦手・・どうしたら良い?」

「一回ゲロ吐いたら良いよ。ゲロから始まる断捨離を体験してみ。」

 

 

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 - Essay, Life Style