Goodjob!小児科で育児ストレスが倍増したアラサーママに観て欲しいドラマ:最上の命医
2020/03/26
小児科はママのストレスの宝庫です。
普段はなんとか乗り切っているアラサーママでも、子どもの病気をきっかけにストレスを爆発させる瞬間ではありませんか?
私は、小児科に通うたびに、その場の混沌とした空気に押しつぶされそうになります。
私が通っている小児科はいつも大混雑で、30人待ちは当たり前です。
朝も早い時間から長い列ができています。働く母親たちが、朝から会社に休む電話をします。
夕方は「お迎え」に対応することで明日の仕事は行けるか心配な様子。
子どもの事が一番とも言ってられないほど、働くという事の責任は重く、会社や同僚へのお詫びにほとほと疲れてしまいます。
子どもも体調が悪く機嫌も合わせて絶不調なわけで、何とか子どもの気を紛らわしたり、待ち時間が長い病院を乗り切ることを考え、行動する必要があります。
そして、そのイライラをどこにもぶつけてはいけない・・という母親のあるべき姿に押しつぶされるのです。更に、こんなに自分の中で何かを成し遂げた達成感もなく、むしろそれと引き換えに仕事が出来なかった事の方がマイナスに感じてしまいます。
娘の小児ぜんそくとは3年目の付き合いです。
毎日我が家では3歳の娘が自宅で吸入をしています。
コンプレッサー式ネブライザNE-C28
という、家庭用スタンダードモデルを購入しました。
マスクタイプと
口にくわえるタイプがあります。
外泊や旅行に行くときも持ち歩いています。持ち運びのバッグに入れてどこへでも・・。
薬剤の処方は小児科に行く必要があるので、小児ぜんそくかな?と思ったら、まずは小児科で相談しましょう。
・・というわけでこの薬をもらいに毎月小児科に行く私は、見るからに「育児ストレス3倍!!」になっているアラサーママを見て、心から「お疲れ様です」と思っています。偶然私の娘と保育園が同じママがいて病状を聞いてみると、
「子どものぜんそくがひどくて10日間会社を休んだんです・・」
と言う言葉が返ってきました。
育児とママのストレスは常にセットですよね。普段からうまくストレスを発散させていても、突発的に周りを巻き込んでまで対応し、終わりが見えない「病気の子ども」の状態には爆発してしまいます。
私も毎回小児科で他の頑張っているママ達を見ては「それに比べたら・・」と思って子どもの病気も、ママである自分の大変度にも折り合いをつけながら日々過ごしています。
そんな育児ストレスを抱えるアラサーママにおススメのドラマは・・
最上の命医
<ストーリー>
小児外科医・西條命。絶望は、彼の手で希望に変わる。
天才小児外科医が小さな命を奇跡をおこす…感動の医療ドラマ。
「継がれゆく命」「無限の樹形図」をテーマに、主人公の小児外科医・西條命が天才的な医療技術で子どもたちの命を救っていく
※amazonより
dtvや、amazonインスタントビデオでも無料で見ることができます。
このストーリーを見ると「ザ・感動」のような印象を持たれるかもしれませんが、そうでもありません。
ドラマチックさを無理矢理作っているところがなく、人の感情が自然体に描かれているので、わざとらしくないからこそ素直な目線で見ることができます。
最初は小児外科医「西條命」に賛同できない医師が少しずつ変わっていくのですが、それもやり方に卑怯すぎることもなく、罠を仕掛けるというほどでもなく、その圧を跳ね返すものでなく乗り越える事になっていて人間味があります。
アラサー女性が「ママ」視点で視野を広げられます。
医者もののドラマで手術の説明をしているシーンはほとんど理解できない私が、これはものすごく興味深く、わかりやすく解説されている事で興味を持って全部に耳を傾ける事が出来ました。
中には近しい人の病名が出てきて、今まさに戦っている事が一体どれほどつらいことで、リスクが高く、不安になっているのかを感じる場面もありました。
ドラマとはいえ、今実際に戦っている人たちがその先にいる気がして、自分が抱えているストレスなんて大したことないんだな・・子どもと病気について全然考える余裕がなかった事に気づきました。
そんな時、ふと子どもが幼い頃から入退院を繰り返しているという母親に会いました。名医が出張に来て診察してくれ、手術を繰り返しながら命をつないでいく姿とその母親を久しぶりに目の当たりにして、ドラマでは感動しても、実際に目の前で見ると何も言えませんでした。
働くアラサーママの場合、キャリアの事、自分の美容のことなど、とにかく育児ストレスを解消できる「逃避、自分の時間」に関する知識や情報が豊富ではありませんか?私自身がまさにそうで、「ママ」に関する感情は育たないままストレスだけを溜めてしまっている気がします。
だからこそ、このドラマはおススメです。
アラサー女性が「ママ」である事に意義を持てます。
小児外科がテーマのドラマ「最上の命医」に見る、そこに関わる家族の感情に突き動かされます。
そして、それだけではなく、自分が子どもを産み、育てている事にも少なからず深い意義を考えることになります。
凄いことなんですよ!偉いんです!育児ストレスが爆発しそうなときほど頑張って子どもの未来を守っているということなんです!
近頃は、「子どもを産めば偉いのか?」「独身の何が悪い?!」という風潮もあって、働くママが育児を頑張ってる事すら会社で言えないというアラサーママが多くなっています。
ママという存在が生まれてきた子どもの未来を守ろうとしていることは、偉いとか、独身を否定しているとかそういう事ではありません。
ただそこに、「命をつないでいく」事に関わっている事実があり、それを大切に育むことは容易なことではないと実感しているということなのです。
さあ、「ママ」である自分に自信が持てなくなったら・・ぜひ見てみてください。
2016年2月10日21時にスペシャルドラマがありますのでその前に!!
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