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アートな映画:桐島、部活やめるってよ。

      2020/03/26

桐島、部活やめるってよ

[ストーリー]
ありふれた時間が校舎に流れる「金曜日」の放課後。
1つだけ昨日までと違ったのは、学校内の誰もが認める“スター”桐島の退部のニュースが校内を駆け巡ったこと。
彼女さえも連絡がとれずその理由を知らされぬまま、退部に大きな影響を受けるバレーボール部の部員たちはもちろんのこと、
桐島と同様に学校内ヒエラルキーの“上”に属する生徒たち、そして直接的には桐島と関係のない“下”に属する生徒まで、 あらゆる部活、クラスの人間関係が静かに変化していく。
校内の人間関係に緊張感が張りつめる中、桐島に一番遠い存在だった“下”に属する映画部前田が動きだし、物語は思わぬ方向へ展開していく。
※amazonより

衝撃的なアートな映画だと思いました。

結論がない

色々な問題提起や違和感、選択がちりばめられているのにも関わらずどれにも結論が存在していません。物語のゴールも一体どこに向かっていて、何の訴えが残るのかがわかりません。

行動がみえない

登場するキャラクターは間違いなく皆、個性的なのにその登場人物の意思が見えづらく、ゆえにその人物の行動も想像しづらいです。そして、行動を見ても、その理由がイマイチわかりません。

感情がわからない

思春期の学生の心の葛藤。日常の中のささいなアクシデントから引き出される感情はまさに“揺らぎ”だけが表現されてます。少しだけ感情が見え隠れするものの、感情の爆発もそこまで大きなものではなく、1歩踏み出す程度。だからそれが本当に明確な意思なのか本人も迷っている曖昧さが存在して、掴みきれません。

盛り上がりがわからない

ちょっとしたきっかけとちょっとした衝突と、ちょっとしたドキッとがあるくらいで、ずっとさざ波のようにストーリーが進んでいきます。盛り上がりが来たか?!と思ったら、そうでもないんだね・・の連続でした。

桐島がわからない

全てのきっかけとなる桐島。あんなにたくさんの人の感情をかき乱しておいて・・なんだよ・・。
ってか、桐島は?どこ?!

1つだけわかったこと

映画部が創りたかった映画は常にまっすぐでした。ずっとブレない存在でした。ゾンビ・・ホラーな展開・・映画部監督の頭の中で完成した映画のワンシーンがゴールだったのかもしれません。

何がどう良いとか説明できないけど、すごい作品を見つけてしまった感・・。
誰かに勧めたいというわけでもないけど、観た人がいたら「あれなんだと思う?」としゃべってみたい。

ただただ、衝撃だけが残るアートな映画でした。

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A8

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