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週末の恋愛エスケープ:ビフォア・サンライズ&ビフォア・サンセット

      2016/02/19

「恋愛」ってなんなんだろう。と疲れた時も、「恋愛」を恋しく思う時もおすすめの映画。ビフォア・サンライズ&ビフォア・サンセット。必ず2本をセットで見てください。笑

ビフォア・サンライズは1995年。ビフォア・サンセット2004年の作品で、もう10年前の作品です。
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こんなに時間が経っているのに古さが全くありません。会話中心にほぼ構成されているのでそう感じられるのかもしれませんが、その会話も普遍的な本質を突いているのでそこにも古さはありません。そう思うと、いつの時代も男と女の恋愛事情は変わらないものなんだな・・と思います。「恋愛」へのスイッチが入るときも入りたくないときも、ざわつきを感じたら定期的にエスケープできる映画です。

「始まらなくて良かった。」
「そう、それで良い。」
「進まなくて良かった。。」

と思える作品でもあり、

「良いよね、恋愛。」
「楽しいよね、恋愛。」
「楽しもう!恋愛!」

とも思える。

どの立場の人にとっても「恋愛観」のもやもやを整理してくれる映画だと思います。

それは、この映画が「究極の恋愛」だけにスポットを当てているからだと思います。

時間制限ありの中で最大の濃厚な恋愛をする。目の前にいる人と価値観を交換しあって恋に落ちる。これが日常に持ち込まれるにはハードルが高いとわかっている。だからこそ最大に今この瞬間に思いっきり恋ができる。

この映画はそういう恋愛にエスケープさせてくれます。恋愛は全力で「今ここにいる自分」をぶつけることの連続だと思います。その先を望んでも望まなくても、「わかってほしい。わかりたい」それを時間制限ありならなおさら最大限の探究心と共に・・。恋愛とはそんな没頭できるアドレナリン放出の快楽だと思います。

主人公の男性は「ザ・男」だし、女性は「ザ・女」というところがまた究極です。

「男・女」という特有の湧き出る感情や、男と女と相入れない部分をぶつけ合うシーンを見ると、きっとこれは永遠に普遍的なもので、いつの時代も変わらないんだろうな・・と思います。共感もできるし、でも需要もできてしまう女性のアイデンティティと性の葛藤を感じます。

「恋愛」が恋しくなったら、この映画にエスケープしてみてください。

この映画を見ると、つくづく「恋愛」と「結婚」の違いを受け入れる事を学びます。笑

男女が結婚するということは「役割の分担をする」ということです。その役割分担がいわば「日常」です。恋愛との違いはココだと思います。

だから、恋愛至上主義で生きていくか、役割分担の世界に飛び込むか、どの関係を選択していくかを考えさせられる作品です。
恋愛は運命的なもので一瞬でもすることができます。でも、結婚は長い時間かけて役割分担をすること。その役割分担は平等ではなく、お互いの自我をどこまで譲れるか。そうなった瞬間から自分の自我との戦いです。

女性のアイデンティティが「男性を支え、子を守る事」だけではなくなっている今、この結婚生活というものはものすごい葛藤の毎日です。

私の大好きな小説家が言っていました。

「女はいつも寂しがって生きている。男はいつも悔しがって生きている。」

と。

この映画はまさにその感情を映し出していると思います。一緒にいたい理由も、一緒にいたくない理由も、信じたい理由も信じたくない理由も。言い訳も口説き文句も、どれもがこの本質を映し出しています。

男女は本質的には分かり合えない存在なのかもしれません。でも愛情を感じることで「許す」ことを覚えながら色んなものを受け入れようと、、そこでやっと努力が始まります。

でも出会いには残念ながらタイミングがあります。そのタイミングでは進むことが許されない環境もあるし、逆に進んだ先の幸せが約束されてなことへの不安が募る事もあります。

だから男女はやっぱりややこしい。

このややこしさに疲れるか、病みつきになるかで結婚という選択をするかしないかが別れる気がします。

映像の魅力としては、会話で描かれる空気感以外に環境が醸し出す空気もエスケープ感が出ています。
ドイツ語が流れ、フランス語に切り替わり、英語での会話までのステップも。。
私はドイツ語にゆかりがあるので、ドイツ語が流れるところはすごく好きです。なんて言ってるかわかりませんが笑。でも響きに懐かしさがあります。

そしてこの映画の英語はすごく綺麗で聞き取りやすいので、勉強にも良いですよ!

今の自分の忘れていた気持ちのカムバックもできるし、幸せの充足もできるし、男女という生態系の難しさや愛おしさも感じれる、究極の映画です。

ワインもすすみます笑

週末に寝落ちしても良い体勢でワイン飲みながら見る。
これ最高の贅沢ですね。やっぱり飲むならサンライズでよろしくお願いします・・。
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ぜひ。

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