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#me too ゆえのキャリアアップを。

      2018/01/28

#me too・・最初はハリウッドのプロデューサーへの被害を訴え、
性的被害に「Me Too(私も)」 世界、そして日本で闘う人たち

そこから広がってきた日本にも来た#meetoo

 

ついに、はあちゅうさんが#meetoo 証言をしてから拡散は広がっています。

 

#me too で思い出した私の経験

私は#me tooに証言できるレベルのニオイを感じたら全力で逃げるのが得意であり、その被害にあいそうな可能性の女子には無駄に説教をし、その危険な場からみんなを守り抜くという無駄な能力を持っていたのですが、今思えばこの#me tooにつながる文化を広告代理店が持っているという実態を知っていました。

プロデューサーのようにある程度地位、権限がある人が前述のような#me tooを巻き起こす可能性は「そういうのってありそうだよね」という感覚になる人も多いでしょうが、ごく普通の一般的な男性ですら、もうその#me too加害者予備軍に育成されているという事実を証言したいと思います。

 

広告代理店の男性は「とにかく可愛い女の子をどれだけ呼べるか」というのが最初の仕事。

広告代理店の男性の最初の仕事は「可愛い女の子リストをたくさん電話帳に登録すること」でした。

銀行員・保険屋・学習教材など、会社に入るとまず最初の仕事が「友人・親戚リストに連絡して口座解説・保険加入・教材購入」を始めることがスタート、みたいなものは想像しやすいと思うのですが、広告代理店の男性はこれが最初の仕事だそうです。

私がその事を知ったのは、広告代理店メンズの「リスト」に一度登録されたものの、速攻そのリストから追放されるという経験をしたからです。

 

その「女子リスト獲得」は日常に潜んでいます。

私がその男性と出会ったのは仕事でのこと。私の会社とあるプロジェクトを共同ですることになり、私の上司含む6人ほどでそのプロジェクトは始まりました。「こいつは地元に友達がいないから飲み友達くらいにはなってやってね」と上司から言われたものの、「一緒にお酒を飲むことで仕事がしやすい!」という感覚を持っていなかった私はそれをスルーして、日々仕事に邁進していました。

 

しかしある日のこと、会議が終わった時に「急に地元から友人が来てしまって、飲みに行くところもわからないし今からそのまま少しだけ一緒に行ってもらえないかな?」と声をかけられました。

その際に先約があった私はその友人も連れて行っていいか?と聞きました。正直お金払ってくれるなら私と友人2人で食べるよりも良いものが食べられるという期待もあったのですが・・。するとその男性は「その女の子、可愛い?」と聞いたのです。「可愛いなら連れてきて良いよ!」というコメントが冗談に聞こえたので、「可愛いですよ!」と適当に回答していざ食事の場所へ。

 

しかし飲みに行く場所は決まっていました

「飲みに行くところがわからない」と言ったはずのその男性は突然「このお店に決めたから!後ほど集合ね!」とメールを送ってきました。「ん?お店わからないんじゃなかったの?じゃあ行かなくていい?」と聞くと「食べログで評価高いとこ偶然見つけて!あと2件目とかは本当にわかんない!」という、信じがたい回答が来ました。

そういうわけでとりあえず友人と2人でその男性とご飯を食べ、その間私と友人の出会いとかそんなことを一応質問しながら面白くなさそうに聞いていました。

 

30分後、「取引先の男性」ご登場。

その男性の友人が来たのだろうと思ったら、突然明らかなその広告代理店の「取引先」がご登場しました。「今女の子と飲んでる」「いいな~行く!」とかいう若干チャラいやり取りがあって来てしまった感ならまだしも、明らかに普通に予定していた取引先の人が来たのです。

そしてその取引先の男性は言いました。「あれ?結局大丈夫だったの?あ、フライト大丈夫だったの?」と私に向って言ってきたのです。「いやいや、私はキャビンアテンダントじゃないよ」と心の声がしながらも一瞬でその状況を察知した私は「初めまして、お仕事お疲れ様です」とだけ言いました。本当は「キャビンアテンダントと飲めると思ってきたあなたには申し訳ないけど、ちょうど使えそうな女性が代打として来ているだけだよ・・」と言いたかったのですがグッと我慢。

 

それから「取引先メンズ」を持ち上げる会開催。

その場はそれから「取引先メンズ」を持ち上げる会に変更されました。仕事の延長かよ、と思うほどのその立ち回りは自分でもほめてあげたいです。でも、私は接待で意味のない持ち上げはしないし、これから「私の仕事があなたにとってプラスになる」という仕事の話を通じてしか会話できない性分なのに、この「取引先メンズ持ち上げ法」は、「この年齢でこの実績がすごい」「この会社の売上を作ったのは彼だ」「最近取り掛かった仕事はこんなすごい」「今まであった芸能人の話」など、どれも私の睡魔を襲うレベルでした。

本気で相槌を打たなくなり意識が遠のきながらも、目の前の滑稽なやりとりを見ながらお酒を飲んでいました。

 

なぜ夜のお店に行かないのか?

これはもしかしたら福岡あるあるかもしれません。「福岡はかわいい子が多い」というイメージがある方も多いと思います。ゆえに、「合コン」は安く楽しめる女子との場だ!!なんて思っている男性も多いです。しかし、合コンをたくさん開催するのは「可愛い子紹介してよ!」「イケメン紹介してよ!」というバックグランドが一応あり、それに関しては少なくとも参加するお互いがその場を楽しめるので良いのです。

しかし、そうとは知らずにただ、「盛り上げ要員女として使われた」というのは一般女性にはきつすぎます。「素人女性の方が好きだ」と目の前で言う男性を見ていると気持ち悪いとすら思いました。お金は支払ってもらったものの、思いっきり経費精算。お店も普通に居酒屋ですので、取引先の名前、お店の名前共に立派な経費精算に流れることでしょう。

 

しかし彼らにとって私たちは役不足でした。

その「飲み会」を終え、広告代理店メンズからお礼の連絡が一応来ました。しかし、「今日はありがとう」という連絡と共に「次はもっと可愛い子連れてきてね」と言われました。「私はあなたの仕事道具ではありません」と返そうかとも思ったけど、それを返すと私の会社の上司含め、顔をつぶすことになるし、変に謎の噂を立てられるのも嫌だったのでそのまま音信不通となりました。

ここでその男性に少しでも好意があったら頑張ってしまうのが女の性です。私にはそれがなかったので、こちらから音信不通にしています。その後「生きてる?」とか連絡は来たものの、実際に仕事の場所で会って、口頭でみんなの前で「私生きてます!」と言ってみたりする性分だった私は、広告代理店メンズのプライドをひどく傷つけたようで、私の存在を無視するようになり、私の会社の別の女性に色々手を出しており、その人々に私のことをひどく言われていたようで、その過程で残念ながらその男性に好意を持っていた同僚は私に不信感を抱いたり、関係性が悪くなりました。

 

女性が多い職場だったこともあって、「可愛い子と飲める」という点で接待があったことも事実だし、それ自体は私にとっても別に楽しい時期もありましたが、それは私は可愛い子が好きだったからで、その子たちを集めることも、その子たちが可愛く歌ったり踊ったりする姿を他のおじさんたちと一緒に見ながらお酒を飲むことも日常に溶け込んでいました。でもそれは確かにその「呼ばれる女子軍」であることがか彼女たちの承認につながり少なからず自信になっていたからです。

現に、BtoBの仕事をするなら、「女性の可愛さ」は売りになります。

担当者が可愛いことでうまくいく仕事も、その可愛さ=実力になることもあります。だけど、その時に危険な可能性を感じたらダッシュで逃げるべきです!私はこれをこれからの働く女性に言いたい。

道を歩いていて突然変出者が裸で登場したら逃げるけど、電車の中で痴漢に合っているときには「ちょっと当たっただけかも?」「カバンとかで防御できるかも」「次の駅で降りればいいか」などと少しずつの違和感に自分自身でもごまかそうとするし、自分自身でコントロールしようとするし、面倒なことを避けたいと思って我慢してしまったりもしてしまう・・これと同じ現象は女性が働く上で起こります。

 

だから職場を選択できるスキルをつけよう。

だから「選べる自分」になることが一番の女性のキャリアアップだと思います。働く場所は選んで良いんです。

「できちゃった婚をした後にDVだとわかっても離婚できない」というがんじがらめではないわけです。転職はまた次の場所を見つければいいのです。もはやもう同じ業界じゃないところでも良いのですから。そう思える自分のスキルを身に着けておきたいです。

何かに依存すると痛い目を見ます。だから自立しよう。自分で自分の選択を間違わないように自立しましょう。

 

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